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津軽三味線の吉田兄弟

先日、TV(NHK?)で津軽三味線の吉田兄弟の特集をやっていた。

普段耳にするチャンスなんてそんなにないし、第一人者が先年惜しくもなくなった竹山さんだという事ぐらいしか知識もない。

吉田兄弟は兄が20歳、弟は10代、(年齢はあまり覚えてない)とにかく非常に若いことは事実だ。

兄が5歳、弟が3歳のときから子供用の、父親手作りの三味線を与えられて稽古をはじめたそうです。

今までの津軽三味線の演奏の枠を超えた演奏を模索中の彼らの三味線の響きはなんともいえない心地よさがありました。

TV収録のスタジオに来ている観客との質疑応答でのこと、
「自分も大学のクラブ活動で三味線を始めたんですが、どんな練習をしたらいいのでしょうか?」
「基本ですね、基本だけやってればよくなりますよ」

「基本とは右手なんです。
普通は左手の稽古をしがちですが、反対なんです。
左手の練習は曲はそこそこひけますが、それだけなんです。」

自分達は子供のときから右手だけしっかり稽古をさせられました。
右がきちっとさらえるようになって始めて左手の稽古をしたそうです。
撥と太鼓ですね。

基本の稽古というものは本当に地味なものだと思います。
分かろうが分かるまいがその地味な稽古を続けた人が上手への道を歩む権利を得て、
そのなかのほんの一部の人が名人になるのだと思います。

兄が5歳から、弟が3歳から、この違いはありましたね。
TVの画面からの印象ですが。

二人の演奏を見ていると、お兄ちゃんは頭が働いていますね。
それに反して弟のほうは身体で音を出しています。
生の演奏を聞いてみたいと思いました。

弟のほうは近い将来名人の域に達するのではと感じました。

二人の演奏はCDで発売されていました。


2000/12/23(土) 14:30~15:50
国際ソロプチミスト大分
吉田兄弟チャリティーコンサート
会 場:オアシスひろばグランシアタ
入場料:\3.000-

吉田兄弟のプロフィール
吉田 良一郎(兄)、吉田 健一(弟)
1977年 
良一郎、弘前にて生まれる。
1979年
健一、弘前にて生まれる。
それぞれ5歳より安達考華氏に、三味線を習い始め、10歳より津軽三味線奏者佐々木孝氏に師事。
1996年
日豪音楽親善団「オペラハウスコンサート」ソロ演奏。
1997年
デンマーク親善訪問、リンゲ市でコンサート。
第48回NHK紅白歌合戦出場。
1999年
初のオリジナルCD「飛翔」発売。
ビクターレコードより吉田兄弟オリジナルCD「いぶき」発売。
2000年
久保田一竹コレクション「水神話」、炎の神(良一郎)・水の精(健一)主演。
現   在
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・各種イベントに数多く出演し活躍している。
主な受賞歴
1993年
津軽三味線全国大会 D級個人戦特別賞(良一郎・健一)
1994年
津軽三味線全国大会 B級個人戦特別賞(良一郎)、3位入賞(健一)
1995年
津軽三味線全国大会 A級個人戦初挑戦6位入賞(良一郎)、4位入賞(健一)
津軽三味線全日本金木大会 一般B級個人戦特別賞(良一郎)、優勝(健一)
1996年
津軽三味線全国大会 A級個人戦初挑戦5位入賞(良一郎)、4位入賞(健一)
津軽三味線全日本金木大会 一般B級個人戦準優勝(良一郎)、優勝(健一)
全日本津軽三味線東京大会
青年じょんがら節部門準優勝(良一郎)
優勝・決勝戦で総合優勝(健一)
1999年
津軽三味線コンクール 一般男子の部準優勝(良一郎)、優勝(健一)

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