2001/09/25 大分合同新聞

葉月えみさん

「メイクで女性に自信を」

 大分市荏隈、葉月えみさんは、女性がメイクによって生き生きと暮らせるようにアドバイスをする メイクセラピストとして活動している。「悩みを抱えている女性がメイクで少しでも自信を持てるように」と話している。

 葉月さんは、幼いころ左ほおに傷を負い、今もあとが残っている。「傷のせいでいじめを受けたし、 外に出るのがいやだった」と笑顔で振り返る。東京で会社員をしていたころ、通っていたメイク教室で、 その傷をカバーする方法を習い始めたのが、メイクセラピストになったきっかけ。

 顔に受けた傷やあざなどを化粧でカバーするメディカルメイクや、中高年女性のためのエイジングメイクなどを指導。 老人ホームに入所している女性が、メイクできれいになると、男性も身なりを整えるなど周りまで華やかになるという。 「歌舞伎役者も化粧を施して初めて役に入る。女性もファンデーションを塗ることで、なりたい自分を演出できる」と葉月さん。

 東京ではメイクセラピストと医師が連携した治療も進んでいるという。

 母親の具合が悪くなり、3年前に大分に戻った。1年半前からは福岡にも活動の場を広げている。

 「中央で学んだことを地元で広めていきたい」と話すが、まだ思うように反応が返ってこないのが悩み。
 “ボランティアメイク”として、高齢者や障害のある人たちに、メイクによって、生き生きと暮らす手助けをするのが目標という。

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