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桂さんの予定 2003/02

2月7日金曜8時
 オフサイト 03-3341-5557  代々木駅東口徒歩2分
 1500円
 出演/ 山内桂、 SACHIKO M、伊東篤宏

2月20日木曜7時半
 スーパーデラックス  西麻布
 渋谷駅発バス 「六本木?丁目」下車道向
 3000円1ドリンク付
 1st set
  Filament(SachikoM sinewavews+ 大友良英turntables)
  2nd set
  山内桂saxソロ 
  3rd set
  山内桂sax、大蔵雅彦(alto sax bass-cl) 宇波拓(electronics)
  大友良英(turntables & el-g)
 
 

 
 

 四半世紀近い音楽活動のなかで、これまでわたしは、東京や大阪といった巨大 な音楽シーンがあるところとは別の“地方”の都市で驚愕すべき3人の即興演奏 家に出会ってきている。いずれも年齢は40代。皆ほぼ孤立無援に独自の進化を とげてきたにもかかわらず、正統派といえるような演奏能力と独自の音楽性を 持った人たちだ。

 一人は札幌のピアニスト寶示戸亮二。内部奏法を駆使した演奏と美しい響きを 持った独特の音楽は、既にCDで知っている人も多いだろう。

 もう一人はI.S.O.をともに結成し、今や欧米でもその名を知られる山口の奇才、 パーカッションの一楽儀光。彼のような方法で音響と即興演奏の接点を 探った 音楽家は彼以前には世界中を見渡してもいなかった。

 そして残る一人が今回紹介する大分のサックス奏者山内桂だ。彼の場合は他の 2人と異なりCDの リリースもなければ九州以外での演奏経験もほとんどない。それ でもこの世界では知る人ぞ知る的な存在で、大分に行ったミュージシャンから彼の 噂は何度も 聞いていたし、なにより数年前にI.S.O.の大分公演の際に彼が参加した セットの素晴らしさとその音色の美しさがわたしの頭の中にずっとひっかかって い て、いつか東京でも紹介したいと思っていた。

 昨年の暮れ、その山内さんから突然電話がかかってきた。 仕事をやめてこれからちょくちょく東京にも出てくるから、いろいろな場やミュージシャンを 紹介してほしい、という。大分で20年以上サラリーマンをしながら既存の音楽シーンとはまったく無縁に ひょう ひょうと独自の音楽を醗酵させてきた山内さんが、48歳にしてとうとう動き出したのだ。 無論よろこんで協力することにした。
ただしそれは親切心なんかか らではない。彼がこれからやるであろうことを聴いてみたいという 我がままな好奇心で引き受けたにすぎない。

2003年1月 大友良英
 
 

 
 

 1954年大分県別府市生まれ。 松山での大学時代からサックスを始め、すぐにフリー・ジャズに傾倒。 後に即興演奏に関心を持ち、内外のさまざまなミュ ージシャンと共演する他、作曲も行う。 また並行して、ミルフォード・グレイブス、ハン・ベニンク、デレク・ベイリー、 トリスタン・ホンジンガー、ペー ター・ブロッツマン等の来日公演の主催にも関わる。

卒業後は会社に就職し、後に大分に転職してから昨年10月に退職するまでの通算23年半を サラリー マンとして過ごす傍ら自主的な音楽活動を行い、音楽シーンの殆どない地方都市で 演奏場所を開拓しつつ、自身の音楽を磨く。現在も大分市在住で、ソロの他、 ペナンペ、サルモバンド等のグループで活動中。

 主な共演者に高木元輝、近藤等則、土取利行、豊住芳三郎、バール・フィリップス、 エルンスト・ライ ジガー、大友良英、ポール・ラザフォード、ハン・ベニンク、ジョー水城、 ミシャ・メンゲルベルク、サム・ベネット、チェ・ソンべ、スティーブ・ベレス フォード、 キム・デファン等。

 
 
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