船の進水式 臼杵・南日本造船
 

朝の8:30分、臼杵の南日本造船の敷地に入ったとたん、紅白の幕に彩られた会場の向こうに巨大な船の頭が現れた。
われわれが見る船とは海の上に浮いている船だから、喫水線から上の部分しか見えない。
ところが赤く塗られた部分からしっかり立ち上がっている船は初めて見るものには巨大な建造物そのものだった。
カメラを構えてもとてもフレームの内側におさまる代物ではない。
遠くから船首を写すのがやっとのありさまだ。
といっても、船尾部分はドックの建物等の向こうにあってこちら側からはうかがい知ることもできなかった。
船に続く赤いじゅうたんの傍らではブラスバンドが準備に余念がない。
階段を上ると餅撒きの会場がありそこから更に高いところに進水式の執り行われる舞台がしつらえてある。
8:40分ごろには幼稚園児の一団が来て赤じゅうたんの傍らに席を占める。
この船の大きさを尋ねたら、容積が5万トンとのこと、比較しようにも知識が乏しいのでピンと来ない。
トヨタ自動車の船で車を5000台積むことができるとのことだった。
素人目にもタンカーでないことはおぼろげながらわかった。

9時過ぎに船主の入場、舞台に上がり、国歌吹奏、花束贈呈、お祝いの餅撒きが始まる。
同じ舞台の上から群集を写したので参加できなかったので、撒いている人にお願いして記念に一ついただいた(笑)
それが一段落したら、船主さんや関係者は更に高い式場に臨み命名式が始まった。船主によって船名が読み上げられ、と同時に船台を止めてある装置の取り外し確認の声がかかる。

次の瞬間船は音もなく動いていた。
船首からは数多くの吹流しかテープが朝日に映え、次の瞬間には空を覆いつくさんばかりの紙吹雪が舞っていた。
巨大な建造物がかなりのスピードで移動していくから後方の空気は渦を巻いているのがよくわかる。
ものの何秒かでさっきまで陸上にあった建造物は海上に優雅に漂っていた。
すぐに4,5隻のタグボートが船の移動を行っているのが見えたが、そのときは進水式は終了していたのだった。

進水式の画像はこちらにあります。

 
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