私のパソコン上達法
 

私はパソコンを1999年12月に購入しました。
パソコンに関しては、ずぶの素人ではありません、少なくともパソコンというものはどうやって動いているのかは知っていました。
昭和50年代、NECからPC8000、シャープからMZが発売された頃にそれらの上位機種のPC3200というビジネスマシンを購入したのです。
動機は縦横計算が必要だっただけで、その頃は電卓ではそれが出来なかったのです。
たったそれだけの理由で当時の車一台分の金額のローンを銀行で組んだのですが、なぜパソコンが必要なのかとしつこく聞かれました。
当時のパソコンはソフトも売ってません、勿論今のOS(ウインドウズやマック)なんて影も形もない頃です。
すべてはベーシックというプログラム言語でプログラムを組んで、はじめてパソコンがお仕事をしてくれるのです。
今ならエクセルが一瞬のうちにもっとすごい仕事をこなしてくれます。

そのベーシックという言語はどうやって覚えたかというと、その頃入手可能な「パソコン」と「アスキー」という専門の雑誌を講読して隅から隅まで読みあさった全くの独学みたいなものでした。
当時はそれ以外に専門書と言えるものはほとんどなかった時代です。
しばらくしてトキハにパソコンコーナーが出来、それと前後してベスト電器にパソコン専門コーナーが出来ました。
私はひとりのコンピュータ技師と知り合いになり、ほとんどのことをその人から習いました。
わからなくなるとその人のところへ出かけていって問題を解決しました。
それなりにパソコンを利用して売り上げ計算とかジャンル別売り上げの集計とかに利用していましたがそれも数年の間だけでした。
世の中にはワードプロセッサー(ワープロ)の波が押し寄せていました。
カタカナ表記しか出来ないパソコンは古臭い匂いが漂っていました。

その頃私は今までの仕事をやめて、ダンス教師だけの生活に戻っていました。
教室の案内をワープロで作ってみたくてあるコンピュータ販売会社のブースへ行き、ワープロの機械を使わせてくれないかと頼み込みました。
普通なら教えてくれという人はいても、そこにある機械を使わせてくれという者なんていなかったので不思議がられましたが、興味を持った所長の一存で時間を決めて使用許可をもらいました。
当時のワープロは子供の勉強机程の大きさで、値段も数百万円という機器と言うより機械と読んだ方が適切な代物でした。
データを記憶させるフロッピーは今のCDサイズのペラペラのフイルム状のものが紙のケースに入っていて、それは事務所から外には持ち出さないというのも借りるときの条件でした。

一つのページが完成したら印刷して持ち帰りましたが、使用料金はほとんどただ同然で、本当に運がよかったと思っていました。
その頃には自分の持っているパソコンは何の役にも立たないがらくた同然で触ることもなかったです。
勿論、まわりからは白い目で見られていました。
ちょうど引越しをすることがあって、パソコンは不燃物置き場に捨てましたが、もう買うことはなかろうと思いました。
だから、1999年の12月にパソコンを購入するまで15年間、キーボードには触ったこともなかったです。
ワンセット10万円のデスクトップパソコンでしたが、そんな値段でパソコンが買えるなんて嘘みたいな気がしました。

私は解説書を読むのは嫌いではありません、むしろ好きといっても過言ではありません。
でも最終的には直接会って教えてもらうのが一番勉強になりました。
わからないことを直接会って教えてもらうということがなければ上達はかなり制限されたことでしょう。
何はともあれ、1年2年と独自で勉強するのも一つの方法ですが、それよりも必要なのが、教えてくれる人を早く見つけることのほうが大事ということです。
自分が質問できる人を見つけ出すことが上達する秘訣というか極意だと思います。

2004/02/09
 
TOPページお知らせメニュー>私のPC上達法