高さ43・5メートルの主塔立つ 九重町の大吊り橋

大吊り橋の主塔
立ち上がった鳴子川大吊り橋の主塔
(手前中村側)

九重町が玖珠川上流の鳴子川渓谷に建設している、人道専用橋では日本一の規模を誇る「夢の大吊(つ)り橋」(仮称)の主塔(高さ四三・五メートル)二本が、四日までに渓谷を挟んだ両側に立ち上がった。

今後はメーンケーブルの張り渡し、ハンガーロープによる橋げた固定などの作業が進められ、来年十月初めに完成する。

大吊り橋は、地元飯田地区の地域づくり活動関係者らが地域活性化の方策を探る中で描いた”夢プラン”の一つ。長さ三百九十メートル、幅一・五メートル。渓谷からの高さは百七十三メートル。二〇〇三年十二月に念願の工事がスタート。昨年三月からは吊り橋本体の工事が始まり、ほぼ工程通りに進んでいる。

鳴子川渓谷は今、紅葉シーズンの真っただ中。両岸の橋脚に立つと色付いた原生林が広々と目に映る。北側からは渓谷の最深部にある「震動の滝」も望め、新たな観光スポットになりそう。

 

最近は大吊り橋建設のニュースが知れ渡り、町内外から見学の申し込みが多いという。町商工観光課は「現場は立ち入り禁止。希望があれば団体に限り、職員が対応できる範囲で現地を案内しています」と、完成後の大吊り橋効果を期待してPRしている。