「いのちのダンス」を出版した
吉野ゆりえさん
「いのちのダンス―舞姫の選択」

【東京支社】「忘れられたがん」といわれる平滑筋肉腫(へいかつきんにくしゅ)と闘っている竹田市出身の社交ダンサー、吉野ゆりえさん(40)=東京都在住=が、自著「いのちのダンス―舞姫の選択」を出版した。病気でも明るく楽しく生きることがモットーで、「病気や障害のある人、その家族を元気づけたい」と、自身の前向きな生き方をつづった。

大分雄城台高校を卒業。筑波大学在学中に社交ダンスを学び、ミス日本にも輝いた。プロの競技ダンサーとして全日本選手権ファイナリストなど日本、世界の舞台で実績を残した。

2002年に現役引退。芸能人が社交ダンスに挑戦するテレビ番組で講師を務めるなど指導者・審査員として活躍していた矢先、病に襲われた。

患者数が少ないため研究が遅れ、確立された治療法もない病気。再発を繰り返し、これまで四度の手術を乗り越えてきた。「少しでも社会に平滑筋肉腫を知ってもらい、研究が進んでほしい」との思いで筆を執った。

本には、華々しいダンサー時代から一転、つらい病気と明るく向き合う日々を克明に書いた。発病後も「誰よりも密度の濃い人生を送りたい」と精力的で、視覚障害者のための日本ブラインドダンス協会を自ら発足。都内の盲学校ダンス部の子どもと交流を続けているエピソードも盛り込んだ。

吉野さんは「困難を抱える多くの人が、明るく生きるきっかけになれば」と話している。河出書房新社。190ページ。1365円。

吉野さんに密着したドキュメンタリー番組「五年後、私は生きていますか?」が22日午後7時から、日本テレビ系列(テレビ大分は6月13日午後2時5分から)で放送される。

平滑筋肉腫:消化器官壁、気管壁、血管壁など、自分の意志では動かせない平滑筋にできる悪性腫瘍(しゅよう)。

吉野 ゆりえ(ヨシノ ユリエ)

大分県竹田市出身。大分県立大分雄城台高等学校、筑波大学第三学群国際関係学類卒業。東京アナウンスアカデミー・アナウンス専攻科修了。元ミス日本。筑波大学入学と同時に競技ダンスを始め、4年生の時にプロに転向。大学卒業後、ダンスの本場イギリスに留学。日本との間を10年間行き来する。その間、国内外の大会で活躍。インターナショナル選手権ライジングスターチャンピオン。全日本選手権ファイナリスト。全日本セグエ選手権ファイナリスト。2006年、視覚障害者のための世界初「第1回全日本ブラインドダンス選手権大会」を開催。「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ)内で放映される。現在、大会審査員やMC(司会者)として活躍中。世界ダンス議会国際審査員。日本ダンス議会審査員。日本ブラインドダンス協会理事、事務局長。ウリナリ芸能人社交ダンス部特別講師。都立八王子盲学校外部指導員

拙ブログより

夕刊の記事を見ておどろいた。
吉野ゆりえちゃんが大変なことになっている。
彼女は筑波大学1年の夏休みにうちに入学している。
入学当初からは遅れて舞研に入部したから何とか皆に追いつきたいと。
舞研では1年生は教室に習いにはいけない決まりになっている。
そんなわけで田舎の教室へこっそりと現れたのだった。
その後、いつの間にかプロになり全日本の決勝も踊るようになった。
相手のリーダーは今では押しも押されぬチャンピオンの谷堂選手だ。
そのゆりえちゃんが「平滑筋肉腫」と闘っているとのこと。
その日々を克明に書いた「いのちのダンス―舞姫の選択」を出版した。
その記事が合同新聞の夕刊にでていた。